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キャンプでポータブル電源の購入を検討しています。使用予定は、ポータブル冷蔵庫(エコモード45W/ハイパワー60W)、使用時間は約12時間。そのほかにスマートフォンやiPadの充電も行いたいと考えています。ただ、「W」「Wh」などの単位がよく分からず、どの容量を選べばよいのか迷っています。
そこで今回は、できるだけ分かりやすく容量の考え方を整理します。
※本記事は一般的な計算方法の紹介であり、特定製品の性能や動作時間を保証するものではありません。
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■ まず知っておきたい「W」と「Wh」の違い
- W(ワット)=瞬間的に使う電力
- Wh(ワットアワー)=どれくらいの電気を蓄えられるか

たとえば、60Wの家電を1時間使うと「60Wh」消費します。
つまり、
消費電力(W)× 使用時間(h)= 必要容量(Wh)
という計算になります。
■ 冷蔵庫12時間使用の場合の目安
仮にハイパワー60Wで12時間使用すると、
60W × 12時間 = 720Wh
となります。
エコモード45Wなら、
45W × 12時間 = 540Wh
が理論上の目安です。
ただし実際のポータブル冷蔵庫は、常に最大出力で動き続けるわけではありません。設定温度や外気温によってコンプレッサーの稼働時間は変わります。そのため、上記はあくまで最大消費を想定した計算です。
また、ポータブル電源は変換ロスが発生するため、表示容量すべてを使えるわけではありません。安全を見込むなら、必要量の1.2~1.5倍程度の余裕を持つ方もいます。
■ スマホ・iPad充電はどのくらい?
スマートフォン1回のフル充電は約10~20Wh前後が目安とされます。iPadはやや多く、30Wh前後の場合もあります。
仮にスマホ2台+iPad1台を1回ずつ充電しても、合計50~70Wh程度が一つの目安になります。
つまり、冷蔵庫使用分に加えても大きな負担にはなりにくいです。
■ 容量の現実的な目安
計算上は、
・エコモード中心 → 600~800Whクラス
・ハイパワー想定 → 800~1000Wh以上
が一つの目安になります。
たとえば Jackery の Jackery ポータブル電源 1000 New は約1000Whクラスとされています。公式サイトでは60W使用時の参考時間も掲載されていますが、実際の使用時間は環境条件により変動します。
なお、環境条件については、冬キャンプでポータブル電源を活用する際の注意点も参考になります。
容量が大きいほど安心ですが、その分重量も増えます。1000Whクラスは10kg前後になる製品もあり、持ち運びや車載スペースも考慮する必要があります。
■ 大容量=正解とは限らない
「大きければ安心」と思いがちですが、
・重量が増える
・価格が上がる
・使用頻度が少ないと持て余す
といった側面もあります。
キャンプの回数や、電源サイトの利用有無、今後の防災用途まで含めて考えると判断しやすくなります。
■ まとめ
今回の条件(冷蔵庫最大60W×12時間+スマホ・iPad充電)を想定するなら、
800Wh~1000Wh前後が一つの検討ライン
になります。
ただしこれはあくまで一般的な計算例であり、実際の稼働時間や充電回数は使用環境によって異なります。購入前には必ず各メーカーの仕様、定格出力(W)、容量(Wh)、保証内容などを確認してください。
ポータブル電源は決して安い買い物ではありませんが、使い方が明確であれば心強いアイテムになります。最終的な判断は、ご自身の使用スタイルと予算を踏まえて慎重に検討されることをおすすめします。
ポータプル電源の導入を考える参考に→【停電して初めて気づいた】ポータブル電源おすすめはどれ?“早く買えばよかった”と思ったリアル体験談では、主要メーカーの特徴比較を整理しています。
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☆Q&A
引用 ALLPOWERS
Q.ポータブル電源でできる機器の種類は何ですか?
A.ポータブル電源は、CPAP、ラップトップ、電話、タブレット、LEDランプ、ドローン、車のミニ冷蔵庫、Gopro、スピーカー、テレビ画面、カメラなど、あらゆる種類のデバイスを充電できます。ご使用になる前に、電気製品の消費電力を確認したうえで、すべての接続デバイスの消費電力が定格電力以下であることをご確認いただくことを推奨しています。
引用 Victor
Q.充電をしながら給電できる?
A.入力電力が出力電力より大きいときは充電されます。
入力電力が出力電力より小さいときは充電されませんが、電池容量の減少を少なくすることができます。
引用 EENOUR
Q.使用時間の目安
A.ポータブル電源の稼働時間の公式は下記のようです。
ACの場合:
使用時間(h)=バッテリー容量x90%(放電深度)x88%(インバーターの転換率)/お使いの機器の消費電力(ワット数)+製品無負荷でも毎時間消費電力(ワット数)
DC/USB出力の場合:
使用時間(h)=バッテリー容量*90%(放電深度)/お使いの機器の消費電力(ワット数)
※備考:AC出力スイッチをONにしっぱなし、無負荷でも各製品の自然放電のワット数:P2001:20~30W/h
引用 ANKER
Q.ソーラーパネルがあると、どんな時に便利ですか?
A.長期間のキャンプや、停電が長引くような災害時に非常に役立ちます。コンセントがない状況でも、太陽光さえあればポータブル電源を充電できます。
引用 Jackery (サポート→よくある質問)
Q.定格出力とは?ポータブル電源の選び方は
A.ポータブル電源の定格出力不足を防ぐには、定格出力の大きな製品を選ぶのが無難です。
定格出力とは、ポータブル電源が、安定して出力し続けられる電力の量です。
電化製品にはそれぞれ、「消費電力」があります。
ポータブル電源に接続した電化製品の消費電力が、ポータブル電源の定格出力を超えると、その電化製品を動かすのに必要な電気を送れず、運転がストップしてしまいます。
この続きは→Jackery (サポート→よくある質問→全製品共通のよくある質問の箇所をご覧ください。)
☆参考
厚生労働省 ポータブル電源助成対象 介護事業所等 大規模災害等への備え
ポータプル電源 在宅人工呼吸器等使用者非常用外部電源購入費補助金「気候変動に備え、脱炭素を目指す補助金」(ポータブル蓄電池購入費補助)
経済産業省 ポータブル電源の安全性要求事項(中間とりまとめ)を作成しました
消費者庁 ポータプル電源


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